【体験談】黒人の上司がやってきた

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小さなメーカーに勤めていたが、外資に買われて黒人の上司がやってきた。

だらだら外国で暮らしていた時に付いた英語力だけで入社した俺にとって、良いか悪いかよくわからない展開だ。

やってきた上司(黒人なのでボブにしとく)は、俺の貧弱な黒人へのイメージと違い、「ヘイメ~ン!!」とか「ファック!!」とか言わない(当たり前か)物静かな男だった。

 ボブは日本語は出来ないが、仕事は猛烈に出来る。

お得意先に行けば正座して酒を注ぐし、落成式には半被を着て「バンジャーイ」とか言う。

会社で一番英語が出来るらしい俺は、なんとなくボブの秘書みたいになってしまった。


デスクには家族の写真が飾ってあったが、奥さんと子供はアメリカに残してきている。

綺麗な奥さんですね、と言うと「サンキュー。

バット・・」と笑いながら面白くないジョークを俺に飛ばした。

もちろん外資に買われたわけだから、仕事のやり方を帰られない奴はどんどん切られた。

その代わりキャリアも役職も関係なく、良いアイデアはどんどん採用されるので、一ヶ月もたつとやたら生き生きとした部署になっていた。

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